精密位置決めステージのTHKプレシジョン

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ステージへの位置指令インターフェースの種類

  • 対象製品

    ピエゾステージ

  • 課題

    ピエゾステージへの位置指令をどのように行うのか、制御の方法や入力インターフェースの種類を知りたい。

  • 対応・ご提案

    コントローラの機種によって備えている入力インターフェースは異なりますが、下図のような選択が可能です。

ステージへの位置指令インターフェースの種類

インターフェース概要

  • ■アナログ電圧(0~10V)
    • Input端子にアナログ電圧0~+10Vを入力して位置決めを行います。
    • [0~+10V] が、ステージの [0~最大ストロークμm] に対応し、電圧値に同期して動作します。
    • 複数軸を動作させる場合は、軸数分のアナログ電圧を入力する必要があります。(選定の目安)
    • 正弦波や三角波など、連続したスキャニング動作(アナログ動作)を行う場合。
    • A/D, D/A変換なく、指令信号に対する速い処理速度を求める場合。
  • ■シリアル(RS232C)
    • PCのシリアルポートとつなげて簡単に使えます。
    • 1つのインターフェースで複数軸を制御、管理できます。
    • サンプルソフト(無償配布)により、プログラムを組まなくてもすぐに動かせます。(選定の目安)
    • ポイントからポイントへの、静的な位置決めで使う場合。
    • 指令コマンドやモニタコマンドなど種類が豊富でステージの状態管理がしやすい。
  • ■ パラレルインターフェース
    • 16bitのバイナリ信号により高速通信で制御できます。
    • デジタル信号のため周囲の電気ノイズの影響を受けにくいです。(注)単軸専用コントローラ(NCS)のみに搭載でき、多軸コントローラ(NCM)には適用できません。
  • ■ USB / LAN
    • 文字列によるコマンド送受信で、位置指令や現在値の読み取り、入出力トリガの設定が行えます。(注)デジタル回路コントローラ(NCS8142C)にのみ搭載しており、アナログ回路コントローラ(6000 7000シリーズ)には適用できません。
  • ■ パルス入力
    • 装置側からの指令がパルス信号方式となっている場合に便利です。
    • I/O端子のピン番号21にパルス電圧を入力すると [+1カウント]し、ピン番号23にパルス電圧を入力すると [-1カウント] します。
    • [0カウント] でゼロ位置に、[1048575カウント] でフルストロークの位置へ移動します。(注)デジタル回路コントローラ(NCS8142C)にのみ搭載しており、アナログ回路コントローラ(6000 7000シリーズ)には適用できません。
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